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チェコビーズのことが好きになる!ちょっぴりマニアックなチェコビーズのおはなし

吹き出し上1-2シードビーズで楽しむ大人かわいいビーズアクセサリーネックレスの作り方 アクセサリーパーツ大辞典 ドロップビーズ

「チェコビーズって何ですか?」という質問をときどき受けます。
チェコビーズとは…、その名のとおりチェコで作られたビーズのこと。
チェコ共和国で作られたビーズを総称して、「チェコビーズ」と呼んでいます。

さて、そのチェコビーズですが、意外に知られていないのがその素材。
チェコビーズは、じつはガラス製です。
ガラスなんて聞くと、「なんだか扱いづらそうだな…」と感じてしまうかもしれません。

チェコビーズ専門店BEADER 店長 その2

色もかたちも種類豊富なチェコビーズ
↑色もかたちも種類が豊富なチェコビーズ。

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これらは全部、チェコビーズ。
繊細で扱いづらそう…そんなイメージを覆してしまうような、どこかあたたかく、
眺めているだけで心がほっこり和むようなものばかりだと思いませんか?
お子さんにも安心して手に取っていただけて、誰もが思わず笑顔になっちゃう。
そんなクラフト材料が、チェコビーズなのです。

チェコビーズ専門店BEADER 店長 その3 作り方
吹き出し上1-2シードビーズで楽しむ大人かわいいビーズアクセサリーネックレスの作り方 アクセサリーパーツ大辞典 ドロップビーズ

チェコビーズの最大の魅力は、なんといってもその種類の多さ。
当店では5,000を超える種類のチェコビーズを扱っていますが、
その色やかたちの豊富さといったら、どんなビーズにも負けません。

そんな種類豊富なチェコビーズですが、大きく分類すると3つのグループに分けることができます。

チェコビーズ専門店BEADER 店長 その4 作り方

①ファイアーポリッシュビーズ

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ファイアーポリッシュ…直訳すると「火で磨く」。
まさしく表面を火であぶり、磨いたビーズのことです。
かれこれ20年近く前、空前のビーズブームが巻き起こったときに注目された、いわゆるFP4mmなどと呼ばれるラウンド型が有名なのですが、じつはファイアーポリッシュはこの形だけに限りません。

1)鋳型でプレス
2)表面をカット
3)磨き
(大きなオーブンのような機械に入れて火で溶かし、表面を滑らかに仕上げます)

と、この工程で製造されたビーズは、みんなファイアーポリッシュビーズなのです。

チェコビーズ専門店BEADER 店長 その3 作り方

さまざまなカットがほどこされたファイアーポリッシュビーズ
↑表面にはカットがほどこされているものの、その表情はシャープ&ソフトな面を併せ持った独特な印象。これこそ、火をあてて表面を滑らかに仕上げる「ファイアーポリッシュ」ならではの風合いです。

表面に平らに加工されたテーブルカットビーズ
↑こちらは、テーブルカットと呼ばれるファイアーポリッシュビーズのなかま。表面が平らに加工されているのが特徴で、加工するときに使う台がテーブルのようだったので、その名前がついたそう。工程のほとんどが手作業ということもあり、熟練した技術を要する。

②プレストビーズ

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鋳型でおこしたビーズのことです。
ごく普通の丸い玉から、花や葉などのボタニカルモチーフ、フルーツや昆虫などなど、ユニークなかたちも数多く見られるプレストビーズ。
形によって製造方法が少し変わりますが、ここでは一般的な製法をご紹介しましょう。

1)機械でプレス
2)バレル
(余分なガラスを削り落とします)

ちなみに、大きさが20mmを超えるようなビーズは、機械ではなく職人さんの手作業によるものだとか。ひと粒ずつ手作業でプレスをして作っているのを想像するだけで、なんだか愛おしくなりますね。

チェコビーズ専門店BEADER 店長 その2

鋳型でおこしたプレストビーズ

動植物などのモチーフも豊富なプレストビーズ
↑プレストビーズは、とにかくユニークなモチーフがいっぱい! 植物や動物などのほか一風変わったモチーフも多く、アクセサリーづくりをより楽しませてくれる存在です。
思わずコレクションしたくなりますね♪

③シードビーズ

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韓国発のビーズアクセサリーブームで、ここ数年もっとも注目を集めているのが、このビーズ。子供向けの玩具としても古くから親しまれてきたものだけに、ビーズといえば、まっさきにこのシードビーズを思い浮かべる人も多いでしょう。
とはいえ、シードビーズの製造方法については、およそ8割が企業秘密となっていて、チェコでは製造工場への出入りも容易ではありません。
世界最小のシードビーズも手掛けるチェコですから、その技術が大切に守られているのも当然のことですね。

チェコビーズ専門店BEADER 店長 その1 作り方

竹ビーズやファルファーレビーズもシードビーズのなかま
↑まるい、タイヤ型のものだけをシードビーズだと思っていませんか? じつはシードビーズには、竹ビーズやあのファルファーレビーズも含まれます。シードビーズは、熱したガラス棒を糸ほどの細さに伸ばし、冷まし固めてから細かく割ります。仕上げに熱を加えて表面を滑らかに。この工程で作られるビーズは、すべてシードビーズというわけです。

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ありとあらゆる色が揃うチェコビーズ。
ガラスそのものの色には限りがありますが、それを補っているのが「コーティング」と呼ばれる、ガラス表面への加工です。そのコーティングには、なんと10,000以上もの種類が存在するのだとか! 
色を重ねるのはもちろん、ツヤを出したり金属系の輝きを加えたりと、いくつもの技術を駆使して、さまざまな色が生み出されています。
これらはみな、チェコビーズだからこそ楽しめる色なのですね。

チェコビーズ専門店BEADER 店長 その2

表面に色やツヤを加えるコーティング加工
↑コーティングの手法は大きく分けて3種類。ツートーンカラーのコーティングなどによく用いられる「スプレー」、液体につける「ディッピング」、真空状態になる機械に入れてコーティングをする「バキューム」。メタリック系のコーティングは概ねバキュームの手法となっており、AB加工などとも呼ばれる有名なオーロラ加工もこれにあたる。

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このように、じつは奥が深~いチェコビーズ。
チェコビーズを知れば知るほど、なんだか愛着が湧いてきませんか?

たくさんの色やかたちのなかから、自分だけのお気に入りを見つけて、
チェコビーズならではのアクセサリーづくりを楽しんでくださいね。

チェコビーズ専門店BEADER 店長 その1 作り方
さまざまなカットがほどこされたファイアーポリッシュビーズ
チェコビーズ ファイアポリッシュビーズ
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表面に平らに加工されたテーブルカットビーズ
チェコビーズ ファイアポリッシュビーズ 変形
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鋳型でおこしたプレストビーズ
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竹ビーズやファルファーレビーズもシードビーズのなかま
チェコビーズ シードビーズ
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