【第2回】BEADER公式アンバサダーさん *Ruan*さんの作品を紹介します!
*Ruan* (るあん)さん(@ruan.slave)のプラムビーズ×くるみボタンビーズ刺繍ヘアゴム
第2回は*Ruan* さん(@ruan.slave)のプラムビーズ×くるみボタンビーズ刺繍ヘアゴム
(2021年12月8日にご紹介作品を追加しました)
プラムビーズと同トーンの、グレーの小さいビーズと、少し大きめなマッドなビーズを合わせて、モノトーンのデザインにまとめてくださいました。
プラムビーズをぐるりと囲む、スリーカットビーズの波のようなうねりで生まれる輝き、ほんのりと透け感のあるマット加工のチェコシードビーズとカットビーズとのコントラストなど、ボリューム感と輝くリズムが見ていて楽しい組み合わせ。質感の違いを楽しむ、大人の雰囲気のある作品です。
ご使用いただいたチェコビーズはこちら
左から、糸に通っているビーズはスリーカットビーズ12/0 オパックグレースフィンクス
チェコが世界に誇る最高峰のビーズ・スリーカット。現在作られ得る最小サイズが、この12/0です。シャープで上品な輝きは、ビーズ刺繍との相性もバッチリです。
ロカイル6/0 ブラックダイヤマット、直径およそ4.1mmのシードビーズです。
非透明な黒から作られるブラックマットよりは、透き通るガラス生地であるブラックダイヤをマットにしたものの方が、ほんのりと透明感を味わえます。
お手にされた時に、まずはじぃっと眺めてみて下さい。「ガラスで表現できるこんな色が、こんなニュアンスがあったの!?」と、ちょっぴり胸がふるえます。
一番右のお花はプラムビーズ14ミリ グレー・ゴールド。不透明なグレーのガラスにゴールドの筋が入っておりレトロな印象に。
こちらは対照的なホワイト系でまとめていただいた作品。
真ん中のチェコビーズはプリムローズという名前のお花をモチーフにしたチェコビーズです。
個体差が大きくまた花びらの大きさがまばらなのが特徴です。
真円のキャンバスにおいて、均衡を崩すような独特の佇まいで存在するこちらのチェコビーズ、一見するとバランスを崩してしまうトリックスターですが、ラウンドやシードビーズで見事にキャンバスの中で目を引くアクセントとなっています。
宝石箱のような作品は、*Ruan*さんの隙間なく整然とビーズを敷き詰めていくこだわりを感じられますね。
ご使用いただいたチェコビーズはこちら
左からプレストビーズ プリムローズ クリスタルマットAB、プレストビーズラウンド4mm ライトサファイアアメシット、ロカイル9/0 シェルです。
プリムローズのクリスタルマットABは表面にオーロラのような艶々加工が施されているのですがコーティングにも個体差があります。
ご使用いただいたのは不透明なベージュのファイアポリッシュ。
ファイアポリッシュは日本では最もメジャーなチェコビーズのひとつ。ビーズの製造工程の最後を「火であぶって」(つまりFireで Polishして)仕上げたものの総称で角が丸く柔らかな印象になります。
ラウンドビーズのように「よくある」形とも言える定番ビーズは汎用性が高く、異素材との相性もばっちり!
まあるいカボションやパールとは異なる丸い角のおかげで優しい陰影が生まれます。
インスタグラムの「アンバサダー」ストーリーズにて、制作ハイライトをご紹介させていただいています!
*Ruan*さんご自身は普段はあまりチェコビーズをご使用にならないそうですが、だからこそいつもと違う素材の魅力を存分に引き出してくださったように感じます。*Ruan*さん、素敵な作品をありがとうございました!
ビーズ刺繍アクセサリー *Ruan* (るあん)さん(@ruan.slave)のInstagramアカウントはこちらから