ファルファーレを編み込む ビーズクロッシェネックレスの作り方
プチプチと等間隔にファルファーレビーズが編み込まれた愛らしいネックレス。
これは「ビーズクロッシェ」というテクニックを利用したもので、
レース糸に通したビーズを、ひと粒ひと粒、レース用のかぎ針を使って編んでいます。
レース糸の繊細でやわらかな雰囲気とユーモラスなファルファーレが織りなす表情は、
慣れ親しんだビーズアクセサリーとはひと味違い、ちょっぴり新鮮味を感じる方も多いのではないでしょうか?
そんな特徴的な表情を見せるビーズクロッシェですが、使用する道具はレースかぎ針だけ。
テクニックは「くさり編み」と「引き抜き編み」だけという、とっても簡単なネックレスなので
さっそく作り方をご紹介していきましょう。
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レース糸にビーズを編み込んでつくる、ビーズクロッシェのネックレス。ここでは色合わせした3色のファルファーレビーズを使い、シンプルながらもちょっとした遊び心を感じさせるデザインに仕上げました。BEADERでは色数も豊富にファルファーレビーズを取り揃えているので、きっとお好みのカラーが見つかるはず。お気に入りの色を揃えて、さぁ、ビーズクロッシェネックレスづくりのスタートです。
ビーズクロッシェネックレスづくりにぴったりのレース糸を用意しよう
では、ビーズクロッシェのネックレスづくりに必要な道具をご説明していきましょう。
まずはレース糸です。
レース糸にはさまざまな太さのものがありますが、
ここでは40番のレース糸を使用。
40番というのは、番手を表した数字のことで、これは糸の太さを表しています。
ちょっとややこしいのですが、数字が大きくなるにつれて糸は細くなるんですよ~。
こちらも色数が豊富に用意されているので、ビーズの色や好みに合わせて選んでみましょう。
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40番のレース糸として代表的なのが、オリムパス社の金票シリーズ。レース編みに欠かせないホワイト&ナチュラル系の定番色はもちろん、発色のよいカラータイプなど色数も豊富に揃っています。BEADERでは、ビーズクロッシェに使いやすい7色を選りすぐり、店頭とオンラインショップで取り扱いをしています。
ビーズクロッシェネックレスに適正なかぎ針を選ぼう
ビーズクロッシェのネックレスをつくるのに必要な道具が、レース用のかぎ針です。
かぎ針の針先はさまざまな太さのものがあり、使用する糸の太さによって使い分けます。
今回使用する40番のレース糸にぴったりなのは、レース用かぎ針の6号か8号。
6号や8号という数字は針先の太さを表していて、レース糸同様に数字が大きくなると針先は細くなります。
レース糸のパッケージには、たいてい使用針のおすすめサイズが表記されていますので、道具選びに困ったときなどは、ぜひ参考にしてみてください。
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40番のレース糸に最適なのは6号か8号。新たに道具を購入するとなると、どちらを選んだらよいか迷ってしまいますよね? この2つサイズ、違いはほんのコンマ1mm(0.1mm)。なので、肉眼で針先を見てもほとんど太さの違いはわかりません。しいてどちらを選ぶかのポイントを考えるなら、編地の目が詰まりやすい(きつい)方は針先の太い6号を、逆に編地が緩くなる方なら針先の細い8号を選ぶことで、加減よく編み上がるかもしれません。ビーズクロッシェのネックレスをつくる際など、よかったら参考にしてみてくださいね。
ビーズクロッシェネックレスづくりの下準備に欠かせない、とっておきの道具がこちら
ビーズクロッシェは、あらかじめレース糸にビーズを通しておく必要があります。
そんなときに便利なのが、「ビッグアイニードル」というワイヤー状のビーズ通し針です。
まるで2本のワイヤーの端だけを接着させたようなこの針なら、レース糸へのビーズ通しも手間なく簡単に。
しなやかで指先への馴染みもよく、長さおよそ10cmというロングタイプの針は、ビーズのすくいやすさも申し分ありません。
下準備がスムーズに進むだけで、その後のネックレスづくりがより楽しいものになります。つくづく道具選びは大事ですね。
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ビーズをそのつど針ですくってつくり進めるビーズステッチに対し、あらかじめ糸にビーズを通しておくという作り方がその特徴のひとつでもあるビーズクロッシェ。そんなビーズ通しの作業をとってもラクチンにしてくれるのが、このビッグアイニードルです。億劫な準備がサクッと済むだけで、ネックレスづくりはさらに楽しい時間に。道具選びもアクセサリー作りの重要な要素のひとつといえそうですね。こちらの針はBEADERの店舗およびオンラインショップにてお求めいただけます。
作り方動画を参考にビーズクロッシェネックレスをつくってみましょう
レース糸へのビーズ通しが完了したら、さぁいよいよ、かぎ針編みのスタートです。
くさり編みと引き抜き編みのテクニックだけでつくれる、とっても簡単なネックレスなので、クロッシェ初心者さんの入門編としてもおすすめです。
ネックレスづくりのテクニック動画をご用意しましたでの、ぜひ一緒に手を動かしてみてくださいね。
ビーズを変えてアレンジもOK! ネックレスの作り方はほかにもいろいろ
今回はファルファーレビーズを使ってネックレスをつくりましたが、
丸小ビーズなどの定番シードビーズを用いても、可愛らしいネックレスをつくることが可能。
ファルファーレビーズと丸小を交互にあしらっても、ちょっとした動きが出て素敵です。
基本の作り方さえ覚えてしまえばビーズを変えるだけでアレンジも自由自在なので、思い思いのアイディアでオリジナルネックレスくづくりを楽しんでくださいね♪
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1本つくると、ビーズを変えてもう1本! とつくりたくなること間違いなしのビーズクロッシェのネックレス。「いきなりネックレスはハードルが高い!」という方には、少し短めに仕上げてブレスレットに…なんていうアレンジもOKです。また、ちょっと編み方を変えれば、デイジーチェーンのようなお花モチーフの連続模様だって編むことが可能。もちろん、基本の作り方でもビーズや糸の色を変えるだけでイメージがガラリと変わるので、ぜひいろいろなアレンジを楽しんでいただけたらと思います。