大人かわいいビーズアクセサリーの作り方 ワンポイントレッスン♪
愛らしいお花のモチーフや、ちょっぴりユニークなアニマルモチーフなど、思わず手に取ってしまいたくなるビーズやアクセサリーパーツたち。
そんなお気に入りのパーツでオリジナルアクセサリーがつくれたら素敵ですよね！
とはいえ、パーツ選びやその組み合わせ方を間違えてしまうと安っぽく見えてしまったり、子供っぽい印象になってしまったり…とイメージどおりのアクセサリーに仕上げるのは案外と難しいものです。
じつは、大人かわいいアクセサリーづくりにはいくつかのポイントがあるので、それさえ押さえておけばセンス溢れるアクセサリーづくりも思いのまま。
簡単な作り方も交えながら、たっぷりとお話ししていきましょう。
大人かわいいビーズアクセサリーの作り方～まずは引き算を覚えよう！
自分の好きなアクセサリーをつくろうと思うと、
つい欲張って、あれもこれもとビーズやパーツを盛り込んでしまいがち。
たくさんの種類のパーツたちをうまくまとめ上げるのは、ビーズ上級者さんでもなかなか至難の業です。
アクセサリーづくりをはじめたばかりの初心者さんであれば、使用するビーズ、パーツの種類を最小限に抑えることを意識してみましょう。
作り方のコツとしては、まずは主役となるビーズやパーツを1種類選びます。
ひとつ、メインとなるものを決めたら、お次はそれを引き立てるものをいくつかチョイスします。
メイン以外のパーツは脇役であるということを忘れずに色やサイズを選んでいくと、おのずとビーズやパーツが絞れてくるはず。
大人かわいいビーズアクセサリーは、パーツのチョイスも作り方も、じつは意外と単純なのです。
↑ このピアスの場合、中央のスクエア型のフラワービーズがメイン。印象の強いハート型も主役になり得るモチーフですが、色をモノトーンの黒にしたことで主張を抑えています。金具も含めて全体的にダークな色合いになってしまったので、ほんの少しメタリックカラーをプラスして重たさを軽減。ピンを使用した作り方ならビーズの付け替えも簡単なので、あれこれ試してお気に入りの組み合わせを見つけてみて。
バランスが重要！ ビーズアクセサリーを大人かわいく見せる作り方
「お花モチーフを使用しているけど、決して甘過ぎない」とか、「さりげなく可愛らしいもの」といったイメージが、大人かわいいビーズアクセサリーに見られる共通点ではないでしょうか。
控えめだけど、女の子らしさがギュッと詰まったアクセサリーには、いくつになっても心惹かれるもの。
作り方としては、使用するビーズのサイズを小さなものにしたり、細身のチェーンを使って華奢な印象を与えてあげると、主張し過ぎない自然な可愛らしさが醸し出されるようです。
「こう見えてじつは可愛い」的な、大人のビーズアクセサリーは、そんな絶妙なバランスのさじ加減が決め手となるのかもしれません。
↑ すりガラスのような表情のベル型フラワーのパーツに細身のチェーンを合わせたハンドメイドピアス。ちょっと作り方の種明かしをすると、ベル型のフラワーパーツにチェーンを通し、ストッパー代わりに花芯に見立てたビーズを取り付けています。その花芯の部分には3mm程度のビーズを使用していますが、同系色のパールで上品なイメージに。さりげなく耳元で揺れる華奢なデザインです。
↑ こちらはマシンカットのチェコビーズに、花を連想させるデザインの透かしパーツを組み合わせたロングピアス。シャープな輝きを放つマシンカットでアダルトな雰囲気を漂わせつつ、メタルパーツのお花モチーフでほんの少しだけ甘さをプラス。大人っぽさと可愛らしさのさじ加減でビーズアクセサリーの印象が大きく変わります。
↑ 縦長ラインに仕上げた、同系色使いのピアス。色の派手さはありませんが、光を反射してキラキラ輝くガラスビーズたちが、ちょっとした所作をより美しく見せてくれそうです。作り方はビーズワークの基本ともいえるピンつなぎ。モチーフビーズを使わなくても、また簡単な作り方であっても可愛らしさが存分に味わえるデザインです。
人気のシードビーズリングもシンプルな作り方で大人のビーズアクセサリーに
テグス編みの作り方で手軽につくれるシードビーズの指輪。
カラフルな色使いは見た目には可愛いけれど、
いざ大人の女性が身に着けるとなると、ちょっぴり尻込みしてしまいませんか？
じつは、ビーズの色選びにちょっとしたコツが。
シルバーなどのメタリック系のビーズやパール系のカラーをチョイスするだけで、可愛い系アクセサリーの代名詞ともいえる花編みのリングが、グンと大人っぽい印象に。
さらにビーズのサイズを小さくして華奢に仕上げれば、大人の可愛らしさがよりアップしますよ～。
↑ 大人の女性にぜひ着けてもらいたい花編みリングがこちら。メタリックグレーとパール感のあるシードビーズの組み合わせで、テグス編みリングのチープさを一掃！ 粒の小さなシードビーズを使用し、細身に制作しているのもポイントのひとつです。ひと粒使いの指輪は、一連でただ通しただけ～という超カンタンな作り方。シード部分はあえて編んだりせず、潔くシンプルに済ませてしまうのが大人かわいいビーズアクセサリーづくりのポイントともいえそうです。
ちょっぴり冒険のアニマルモチーフには異素材をプラスした作り方で大人かわいいビーズアクセサリーに♪
口を「への字」に結んだ、なんとも不愛想なネコ。
れっきとしたチェコのガラスビーズなのですが、
最後にこのユニークなビーズを大人かわいいビーズアクセサリーに仕立ててみましょう。
ここで登場するのはシェルボタン。異素材を組み合わせて全体の雰囲気に変化を持たせます。
彫りの模様が美しいシェルボタンを合わせたら、
なんだかアンティークのアクセサリーのよう。
こんなユニークなビーズであっても、パーツの組み合わせ方しだいで大人かわいいアクセサリーづくりが可能なのです。
↑ チェコビーズに異素材のシェルボタンを合わせたユニークなピアス。アニマルモチーフでありながら、大人の女性にも気軽に身に着けられるような、落ち着きのあるデザインに仕上がりました。
