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奥が深~い チェコ シードビーズのおはなし

吹き出し上1-2シードビーズで楽しむ大人かわいいビーズアクセサリーネックレスの作り方 アクセサリーパーツ大辞典 ドロップビーズ

韓国発のビーズアクセサリーブームをきっかけに、ここ数年とくに注目を集めている「シードビーズ」。
子供向けの玩具としても長く親しまれてきたものだけに、ビーズといえば真っ先にこのシードビーズを頭に思い浮かべる人も多いことでしょう。
シードビーズは、植物の種(seeds)のように小さいことから一般的にそう呼ばれるようになりましたが、
じつは、ビーズ業界での正式名称は「ロカイル」といいます。
今回は、世界でもトップクラスの発色と品質を誇るチェコのロカイル(シードビーズ)を取り上げ、
その種類やアクセサリーへの活用法などをたっぷりとご紹介していきましょう。

チェコビーズ専門店BEADER 店長 その2
奥が深~い  チェコのシードビーズのおはなし

シードビーズはメーカーによってサイズが違う!?

吹き出し上1-2シードビーズで楽しむ大人かわいいビーズアクセサリーネックレスの作り方 アクセサリーパーツ大辞典 ドロップビーズ

シードビーズは、その大きさを区別するために、「丸小」や「丸大」などと呼ばれることがあります。
じつは丸小や丸大などと呼ばれるサイズについては統一された基準が設けられていないため、取り扱い業者によってそのサイズはさまざま。
チェコビーズ専門店であるBEADERはあくまでもチェコの基準に基づき、34/0(直径8.5mm)から16/0(1.3mm)まで、
決められた号数でサイズを呼び分けています。
便宜上、11/0号を「丸小」と呼んでいますが、国産のそれに比べるとやや小さいサイズとなっています。

チェコビーズ専門店BEADER 店長 その3 作り方
チェコのシードビーズ ロカイルをサイズ別にご紹介

↑ チェコで生産されたシードビーズ(ロカイル)たち。前述のとおり、11/0号は、ほぼ国産の丸小にあたります。9/0号は、当店では丸中と呼んでいて、国産の丸小よりもひとまわり大きいサイズ。6/0号は丸大と呼んでいますが、国産のものに比べるとかなり大きく感じるかと思います。

繊細で上品さに溢れたシードビーズ「シャルロット」

吹き出し上1-2シードビーズで楽しむ大人かわいいビーズアクセサリーネックレスの作り方 アクセサリーパーツ大辞典 ドロップビーズ

シードビーズにはカットがほどこされたものもあります。
ランダムにカットが入ったスリーカットなどは日本のメーカーにも取り扱いがありますが、チェコのシードとしては、「シャルロットビーズ」が有名です。
シャルロットは、シードビーズの丸いかたちに機械をあてて、1方向から1か所にだけカット面をつけたビーズの総称ですが、
かつては13/0号という特定のサイズだけに許された愛称でした。
現在では、その愛らしい呼び名と、カット面の反射によってあらわれる上品かつ繊細な輝きが多くのビーダーを魅了してやみません。
当店BEADERでも根強いファンを持つ、人気のビーズなんですよ~。

チェコビーズ専門店BEADER 店長 その4 作り方
ワンカットビーズの代名詞! シードビーズのなかでも特定のファンを持つシャルロットビーズ

↑ ワンカットビーズの代名詞として、世界中ですっかり定着したシャルロットビーズ。小さなシードビーズのひと粒ひと粒に正確に機械をあててカットをほどこすのには、熟練の技を要します。その美しく儚い輝きは、アクセサリーにはもちろん、ビーズ刺繍などの作品にも多く用いられ、繊細かつ美しい表情で多くのビーズファンを魅了しています。

チェコのシードビーズは色のバリエーションも豊富

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ありとあらゆる色が揃うチェコビーズ。
ガラスそのものの色には限りがありますが、それを補っているのが「コーティング」と呼ばれる、ガラス表面への加工です。
かつては、小さなシードビーズにコーティングをほどこすのは、とても難しいことだったのだそう。
表面にコーティング加工をすると穴が塞がってしまうというのが理由だそうですが、
その卓越した技術力で現在はピカソ系のコーティング加工も可能となっています。
複数の色を重ねるのはもちろん、ツヤを出したり金属系の輝きを加えたりと、いくつもの技術を駆使して、
さまざまな色が生み出されているのですね。

チェコビーズ専門店BEADER 店長 その4 作り方
幅広い色のバリエーションを誇るチェコのシードビーズが一覧できる見本帳

↑ ずらりと並んだ色見本帳のシードビーズたち。表面にコーティング加工がほどこされているもののほか、中芯に色が入ったインラインカラーの種類も豊富に揃っています。銀引きと呼ばれるシルバーのラインが入ったものは、ミラー効果でその輝きは申し分なし! 中染めと呼ばれるカラフルな色が入ったタイプは、ちょっぴり懐かしさが漂うレトロな雰囲気が味わえます。

シードビーズを使ってアクセサリーづくりに挑戦しよう

吹き出し上1-2シードビーズで楽しむ大人かわいいビーズアクセサリーネックレスの作り方 アクセサリーパーツ大辞典 ドロップビーズ

ここからは、シードビーズの魅力が存分に楽しめるハンドメイドアクセサリーの数々をご紹介します。
シードビーズを使った手作りアクセサリーは、ともすると子供っぽくなりがち。
とはいえ、取り入れる手法や色の組み合わせ次第で、大人の女性にも自信を持って着けられるアクセサリーづくりが可能です。
また、チェコのシードビーズにはコーティング系の特殊なカラーが揃っているので、ワンランク上の出来栄えも期待できそうです。

チェコビーズ専門店BEADER 店長 その1 作り方
シードビーズを使ったハンドメイドのフリンジ風ピアス

↑ モノトーン×グリーンの組み合わせで、ちょっぴりモードなイメージに。グリーンのビーズは、トラバティン(ピカソ)と呼ばれる表面を汚したような加工がなされていて、粒のひとつひとつに色の変化と動きが感じられます。

シードビーズを使った2連のハンドメイドブレスレット

↑ ナイロンコートワイヤーにシードビーズを通しただけの簡単ブレスレット。ブラウンアイリスと呼ばれるメタリック系カラーと、モノトーンのミックスビーズの2連使いがポイントです。高級感のある光沢が楽しめるメタリック系のビーズを取り入れると、グレード感がアップしますね♪

シードビーズを使ったボリューミーな多連のネックレス&ブレスレット

↑ 多連でボリュームを持たせた、ネックレスとブレスレット。ビーズ用の糸を通しているので、しなやかさと自然な落ち感が生まれます。ビーズひと粒ひと粒はミリ単位と小さくても、連であしらうことで十分なボリュームに。どちらも定番のモノトーンカラーですが、お呼ばれの席など華やかなシーンにもぴったりな大人のアクセサリーに仕上がっています。

粒々だけじゃない! シードビーズの仲間たち

吹き出し上1-2シードビーズで楽しむ大人かわいいビーズアクセサリーネックレスの作り方 アクセサリーパーツ大辞典 ドロップビーズ

粒々の、まるいタイヤ型のものだけをシードビーズだと思っていませんか? 
じつはシードビーズには、ビューグル(竹ビーズ)やBEADERの大人気アイテム、ファルファーレビーズも含まれるのです。
シードビーズは、熱したガラス棒を糸ほどの細さに伸ばし、冷まし固めてから細かく割ります。
仕上げに熱を加えて表面を滑らかに。
この工程で作られるビーズは、すべてシードビーズというわけです。

冒頭で、「種(seeds)のようだから」と名前の由来に触れましたが、そのイメージからは少々かけ離れたものも、じつはシードビーズの仲間だったのですね。

チェコビーズ専門店BEADER 店長 その4 作り方
シードビーズの一種である竹ビーズとファルファーレをつないだハンドメイドネックレス

↑ 一見すると、どこにシードビーズを使っているの? と首を傾げてしまうピンワークのネックレス。じつはこれ、ぜ~んぶシードビーズでできているのです。竹ビーズ(BEADERではビューグルと呼んでいます)もファルファーレビーズも製造工程の基本は同じ。粒々のビーズだけがシードビーズとは限らない、やっぱりビーズの世界は奥が深いですね。

チェコビーズ ロカイル11/0 ブラウンアイリス
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