ビーズでヒンメリをつくろう！ インテリアで楽しむアクセサリーの作り方♪
アクセサリーパーツとしておなじみの｢ビーズ｣。
ビーズ、と聞いてみなさんが思い浮かべるのは、
きっと丸いかたちをした粒状のものではないでしょうか。
じつはビーズにはとてもたくさんの種類があって、
棒のような細長い形状をしたものも存在します。
今回は、そんなちょっぴりユニークな細長いビーズを使って、クリスマスの季節にもぴったりな
インテリアアクセサリーの作り方をご紹介！
窓辺の装飾はもちろん、クリスマスツリーのオーナメントとしても使える
とっておきのアクセサリーたちをご覧いただきましょう。
ビューグルビーズでつくるインテリアアクセサリー♪ 基本の作り方をマスターしよう
細長～い形状をしたチェコのビューグルビーズ。
日本では竹ビーズと呼ばれ親しまれているパイプ状のビーズのことです。
太さや長さなどサイズも多彩で、アクセサリーをはじめとするさまざまなビーズワークに用いられますが極細のとくに繊細なものなどは、ビーズ刺繍などにも好んで使われています。
今回はしっかりとした存在感が得られる、直径2mm程度のビーズを使い、インテリアとして楽しめるアクセサリーづくりに挑戦！
基本の作り方を詳しくご紹介します。
↑ 国内では竹ビーズやパイプビーズといった呼び方がポピュラーな、ビューグルビーズ。細長く筒状のかたちをしているのが特徴です。ガラス素材のため、ピンワークなど加工の仕方によっては少々割れやすいので、取り扱いの際には注意が必要。丸くもなく粒状でもないけれど、じつはシードビーズに分類されるビーズです。
作り方を動画で解説 ビーズでつくるインテリアアクセサリー
さっそく、ビューグルビーズを使ってインテリアアクセサリーをつくってみましょう。
今回ご紹介するのは、ビーズ版のヒンメリ。
｢ヒンメリ｣は北欧の国、フィンランドの伝統的な工芸品です。
実際には乾燥した藁を糸でつないで多面体の飾りをつくりますが、それをガラスビーズで代用して、ヒンメリの雰囲気を楽しみます。
動画による作り方をご用意しましたので、
材料を準備して一緒に手を動かしてみましょう。
<用意するもの>
テグス３号 … 60cm～70cm
ビューグル(竹)ビーズ … 12個
↑ 簡単なテグス編みだけでつくれるビーズを使ったヒンメリ。短いビーズを使用して小振りなサイズに仕上げれば、イヤリングやピアスといったイヤーアクセサリーのモチーフにも使えそうですね♪ 長いビーズでつくるとボリューム感が出るので、モビールやオーナメントなど室内で楽しむアクセサリー用にぴったり！ 作り方を覚えて、あれこれアレンジしてみましょう。
アクセサリーを飾って居心地のいいお部屋に♪ ビーズのヒンメリを飾ってみよう！
ビーズのヒンメリが完成したら、
さっそくお部屋に飾ってみましょう。
透明感のあるガラスビーズなら、
窓辺に吊るしてサンキャッチャー感覚で光の反射を楽しんでみても。
殺風景な棚などにいくつか並べて吊るせば、まるで雑貨屋さんのようなスタイリングも実現しそうです。
吊り下げ用への作り方はお好みですが、モチーフの隙間にテグスをくぐらせてあげるのが手っ取り早くて簡単！
ちょっとこだわってみるなら、ビーズを通したものをつないだり、チェーンなどを利用してみても本格的な仕上がりが期待できそうです。
作り方に決まりはないので、自由にアレンジしてみましょう。
↑ シンプルなウッド素材の棚にビーズのヒンメリを吊るしただけで、たちまちオシャレな空間に。センスよく見せるには、大小のモチーフが一か所に偏らないようにすることはもちろん、吊り下げ位置に高低差をつけて、無造作に動きを持たせた配置にするのがポイントです。長い時間を過ごす家の中だからこそ、ちょっとしたアイデアとひと手間で快適に過ごしたいものですね。
ビーズアクセサリーをオーナメントに♪ クリスマスシーズンも大活躍！
ヒンメリは、もともとクリスマス装飾としても用いられていたそうです。
そうとくれば、クリスマス飾りに使わない手はありません。
先ほどつくったビーズのヒンメリをクリスマスツリーに飾ったら、とっても素敵だと思いませんか？
さっそくツリーにぶら下げてみたら、なんだかとっても洗練された印象に。
ツリーがアクセサリーをまとったような、とても上品な雰囲気に変身しました。
オーナメントへの作り方は、先ほどの吊り下げ用と同様です。
透明なテグスを使えば飾りを邪魔することなく、ビーズの美しさを最大限に引き出してくれるはず。
また、ツリーの高さに合わせてオーナメントの大きさを調整することもお忘れなく！
使用するビューグルビーズの長さを変えれば、でき上がりのサイズも自由自在です。
↑ ホワイト系のビーズを使ったビーズのアクセサリーをオーナメントに。色とりどりの賑やかなツリーも捨てがたいですが、こんなシックなツリーも厳かで素敵です。ライトアップしなくとも、ビーズが光を受けてキラキラと輝きます。街中で見かける、単色のライトアップが美しいツリーを思わせる雰囲気です。
作り方はそのままにビーズの長さでアレンジも自在！ インテリアアクセサリーをもっと楽しもう
作り方は同じでも、ビーズの長さを変えたり長短をミックスするだけでモチーフのアレンジを楽しむことができます。
いくつかバリエーションがあるとインテリアアクセサリーとしてのアレンジも広がるので、ぜひともチャレンジして欲しいところ。
基本の作り方をマスターすれば、ビーズの個数を増減したモチーフも思いのままです。
↑ 作り方はまったく同じなのに、ビーズの長さや本数を変えるだけで、こんなにも雰囲気が変わります。ある程度バリエーションがあるとインテリアアクセサリーとしてアレンジの幅が広がるので、ぜひチャレンジしてみてくださいね。
