ローズペタルビーズで楽しむアクセサリーづくり♪ とっておき使い方10選
種類の豊富さならどんなビーズにも負けないチェコビーズ。
お花モチーフや動物型など、
1粒でそのまま形を表現しているものも数多くありますが、
複数のビーズをつなぎ合わせてモチーフづくりを楽しむことができるのも
チェコビーズが持つ魅力のひとつです。
今回は、そんなモチーフづくりに欠かせない
「ローズペタル」型のビーズにスポットをあて、その多彩な使い方をご紹介！
ローズペタルビーズが紡ぎだす、ユニークなアクセサリーの数々を
とっておきの使い方とともに、たっぷりとご覧いただきましょう。
ローズペタルビーズってこんなかたち！ その使い方とは？
「ローズ」は、バラ。
「ペタル」は、花びら。
ローズペタルビーズは、その名のとおり
バラの花びらをかたどったような形をしています。
緩やかなカーブと、中央が少しくぼんだ形状は
まるで本物の花びらのよう。
穴の位置も、上部に1か所開いたトップホールタイプなので、
より花びら らしい使い方ができるのも特長です。
薄型のビーズは1粒ではとても華奢な印象ですが、
複数集まると驚くほどのボリューム感を発揮します。
使い方しだいで表情を変えるこちらのビーズで
さっそくモチーフづくりに挑戦してみましょう。
↑ その名のとおり、バラの花びらを模したビーズですが、丸みを帯びた扇状のかたちは、貝殻のようにも見てとることができます。ガラス素材の薄型ビーズなうえに、穴の位置が端っこということもあり、その使い方にはちょっぴりデリケートな側面も。そのぶん、ほかのビーズで味わえない魅力を存分に秘めています。
花びら型のビーズを使って、お花モチーフを作ってみよう
トップホールタイプのビーズって、
どんな使い方をしたらいいの？…という声をよく耳にします。
使い方に決まりはありませんが、せっかくの花びら型なので、
まずはテグスを使ってお花のモチーフをつくってみましょう。
ビーズボールの要領でテグスを交差編みするだけなので、とっても簡単。
さぁ、一緒に手を動かしてみましょう。
ローズペタルビーズのお花モチーフの作り方
用意するもの(お花1個分)
・ローズペタルビーズ 10個
・丸小ビーズ 10個
・テグス3号 約50cm
①テグスの中心にローズペタルビーズを2個通します。
※ローズペタルビーズは片面がくぼんでいます。
くぼんでいる面が外側を向くようにビーズ2個を合わせます(以下同)。
②テグスの両側に丸小ビーズを1個ずつ通し、ローズペタルビーズ2個で交差します。
③同様にテグスの両側に丸小ビーズを1個ずつ通し、ローズペタルビーズ2個で交差します。
④③をあと2回繰り返します。
⑤テグスの両側に丸小1個ずつを通したら、編みはじめのローズペタルビーズ2個で交差します。
⑤丸小ビーズだけをすくってぐるりと1週したら、テグスを結んで完成♪
↑ ビーズボールの要領で、交差編みだけでつくるフラワーモチーフ。完成したモチーフは、フープピアスなどに通してアクセサリーとして楽しんでも。色を変えていくつも編みたくなるほど、作り方はいたって簡単。ビーズを2個重ねているから、表裏なく使えますよ～。
ビーズフラワーはアレンジ力抜群！ 作り方をマスターすればオリジナルも自由自在
使うビーズの数や交差する回数を変えるだけで
さまざまなビーズフラワーにアレンジすることができる、
ローズペタルビーズのお花モチーフ。
シャワー金具を利用すれば、
指輪やイヤリング、ネックレスなど
ありとあらゆるアクセサリーに仕立てることが可能です。
花びらの枚数や色の組み合わせ方など、
ほんのちょっと作り方を変えるだけで、
幅広いアレンジが楽しめます。
↑ フラワーモチーフをアレンジしたアクセサリーたちがこちら。先ほど解説した作り方ではローズペタルビーズ2個で交差をしましたが、ここではすべて1個で交差。先にモチーフをつくってから、それぞれシャワー台に留め付けています。ネックレスは先ほどと同様に花びら5枚バージョンですが、イヤリングの方は4枚に作り方をアレンジしています。赤や黒など、マットなカラーを単色使いにして、ちょっぴりモードな雰囲気に仕上げてみました。
↑ 一方のこちらは、同じ4枚バージョンの作り方と同じながら、ビーズを多色使いにアレンジした指輪。白、紫、黄色を組み合わせ、パンジーをイメージした配色に仕上げました。さらにリーフビーズを加えれば、一層キュートなハンドメイドリングに。
↑ 丸小ビーズを使わず、すべてローズペタルビーズだけで交差編みをしたのがこちら。ビーズボールの作り方で編んだだけなのに、このボリューム感！ なんだか、松ぼっくりを連想させるようなモチーフができ上りました。
ローズペタルビーズ＆丸カンでできちゃうアクセサリーの作り方
次は丸カンを使ったアクセサリーの作り方をご紹介しましょう。
トップホールタイプのビーズには、カン類が大活躍！
今回、ローズペタルビーズを使ったアクセサリーでは、
0.7×3.5mmと0.7x5mmの丸カンを使用しています。
トップホールのビーズは厚みや穴の位置によって通る丸カンのサイズが限られますが、
ちょうどよいサイズが見つかってしまえば、作り方はとっても簡単。
ビーズの数や取り付け位置を工夫して
多彩なアクセサリーづくりを楽しみましょう。
↑ こちらはチェーンを利用したロングピアス。0.7×3.5mmの丸カンを使い、約4cmにカットしたチェーンに取り付けるだけの作り方で仕上げた、アシンメトリーなフリンジタイプのアクセサリー。耳元でやさしく揺れる、動きのあるデザインです。
↑ こちらは0.7x5mmの丸カン使用したピアス2種。向かって右側に見えるぶどうの房のようなピアスは、ビーズ1個ずつを段々に配したデザイン。一方の左側はビーズ2個ずつを取り付けて、タッセルのような雰囲気にあしらいました。どちらの作り方も、ビーズを通した丸カン同士をつなぐだけ、といたってシンプル。
↑ 丸カンに通すビーズをさらに1粒増やし、ビーズ3個をひとつの丸カンにまとめた作り方にアレンジしたのがこちら。じゃらじゃらとビーズの揺れる表情が楽しい、ボリューミーなブレスレットが完成です。クラックビーズやラウンドビーズなど、同系色のチェコビーズを組み合わせて、とっておきの華やかなアクセサリーに。
ローズペタルビーズの使い方<番外編>
花びら型のビーズではありますが、
使い方しだいでリーフのようにもあしらえるのは、このビーズの形状ならでは。
チェコビーズのアレンジ力の高さを、ここでも実感できますね♪
主役にも脇役にもなるビーズだから、使い方しだいでフレキシブルなアクセサリーづくりが楽しめそうです。
↑ フルーツビーズのなかからオレンジ型のビーズのてっぺんに、グリーン系カラーのローズペタルビーズをちょこんと乗せて。そのままピアス金具につなげば、鮮やかなカラーがパッと目を惹くユニークアクセサリーになります。フレンチフックタイプの金具をつければ、マスクチャームにアレンジもOK！ ほんのちょっとした使い方で、名脇役ビーズに大変身です。
